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2017年08月31日

シェフの想い~こども食堂について~

こんにちは!

那覇市裏安里のEN-YAです!

いつも、ブログを読んでくださって
ありがとうございます。


今日で、8月も終わり!!!

今年も残すところ、あと4ヶ月です。
ここから年末までって、早くありませんか???

今年のやりたいことを見直して、
動いていかないといけないなーと思うマンマです。


先日の、【こども食堂】について、
EN-YAのマゲヒゲシェフの想いを
お手紙に書いていただきましたので、紹介します。


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私は19歳から、地元の福岡を離れ、
東京銀座のホテルで、料理人人生をスタートしました。

なぜ料理人という道をえらんだのかというと
人に喜んでもらえる職業につきたかったからです。


しかし、実際働いてみると、世間が言うように
ただただ厳しく忙しい修行の日々、
「負けたくない」という思いだけで、必死に耐え続けていました。


そんな日々も、3年も経つと
自分の作った料理を、少しずつお客様に出してもらえるようになり、
相変わらず、仕事は厳しいものの、
「おいしかった」とお客様に言われるようになり
少しずつ、料理人の仕事が楽しいと思えるようになりました。


そして、メインディッシュまで任されるようになったある日、
お母さんと5歳くらいの女の子の親子がカウンターに座り、
わたしの作ったメインディッシュを食べている光景が
目に入りました。

私の作った料理をシェアしながら食べ、
「おいしいね」
「おいしいねぇ」
と何度も何度も、言い合いながら
二人とも嬉しそうに、にこにこ笑っているのです。

こちらも、とても幸せな気持ちになり、
嬉しさで、これまでの苦労が報われた気がしました。

これが、私の料理人としての原点となりました。


しかしながら、長く仕事をしていると、
様々な事情で、自分のやるべきことがブレそうになります。
そのときは、いつも、この親子のことを思い出し、
心を豊かにし、幸せな気分になれる料理を作るのだと
原点に返るのです。

今までも、これからも私の料理で
少しでも多くの方々が豊かしあわせな時間を持てる
お手伝いができればと思っています。


そういった経緯から、
満足にごはんが食べられない子や、
夜、一人でご飯を食べなくてはいけない子、
夜遅くまで、おなかをすかせて、親の帰りを待つ子など
ごはんの時間を幸せに過ごすことができない子たちが
自分たちが思っている以上に
たくさんいるという現実に心が痛み、
今までの売上の一部の寄付だけでなく、
自分たち自身が動こうと決意し、
このたび、【こども食堂】を開催することになりました。

微力ではありますが、
私の作ったご飯を食べて、笑顔になってくれれば
私たちの何よりもの喜びです。


EN-YA オーナーシェフ
竹下 明人


シェフの想い~こども食堂について~



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ぜひ、近くにいる子どもたちに教えてあげてください。

近くの子たちが、食べることに困っていなくても、
その子のお友だちに、
さみしい想いをしている子がいるかもしれません。
(私たちの子どもの友だちがそうでした)

よろしくお願いいたします。



EN-YA
098-868-3363



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Posted by EN-YA at 11:04│Comments(0)おしらせ
 
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